色の力を上手に取り入れよう!

私たちの身の回りは実に様々な「色」で溢れています。

好きな色や苦手な色
見ていると落ち着く色や、気分が高揚する色など、
色には見ている人の気持ちに作用する効果もあります。

色の特性を理解して、生活にうまく取り入れてみましょう!

・寒色と暖色
寒色」は青・青紫などが該当し、寒さや冷たさを感じさせる色です。
暖色」は赤・橙などが該当し、暖かさを感じさせる色です。

寒色と暖色の違いは見た目だけではなく、実に様々な効果があります。
<体感温度>
同じ気温の部屋でも、寒色が使われた部屋だと寒く感じ、暖色が使われた部屋だと暖かく感じます。
食事の器やコップでも、寒色のものだと冷たく感じ、暖色のものだと暖かく感じます。

<気持ちへの影響>
寒色は心を落ち着け、集中力を上げます。
暖色は気分を高揚させ、活力を高めます。

<体感時間への影響>
寒色が使われた部屋だと時間の進みがゆっくり感じ、長い時間でも短い時間しか経過していない感覚になります。
暖色が使われた部屋だと時間の進みが早く感じ、短い時間でも長い時間いた感覚になります。

・色ごとの効果
<赤>
活力や情熱・興奮など、活動的な色。
元気でエネルギッシュな印象を与える。

<橙>
陽気・温かいなど、明るい色。
楽しさや親しみやすさを感じられる。

<黄>
元気・軽快・愉快など、明るく楽しい色。
希望や幸せといったイメージも。

<緑>
安らぎ・癒しなど、穏やかな色。
気分を落ち着けたり、リラックスに。

<青>
知的・冷静・誠実など、落ち着いた色。
冷たい・爽快感など涼しさを感じさせる。

<紫>
上品・優雅など、気品を感じる色。
神秘的・妖艶などのイメージも。

<ピンク>
可愛い・愛情など、幸せを感じる色。
心や体を若返らせるアンチエイジングの効果も。

<白>
純粋・純潔など、清潔さを感じる色。
明るく、すっきりとした軽やかなイメージも。

<黒>
重厚・高級感など、威厳を感じる色。
シックで引き締まった印象を与える。

色は私たちの気持ちや感覚に様々な影響を与えています。
・気持ちを高めて運動したい時には赤色のウェアや運動靴を身に着ける
・気分を落ち着けてリラックスしたい時には観葉植物のある部屋で休む
など、色の効果も上手に活用して生活に取り入れてみましょう!