冬は低体温症対策が大切!
私たちの身体は生命活動を維持するために体温を一定にするようにできています。
そのため、体温の過度な上昇や低下は身体機能の低下や、最悪の場合は死亡にもつながります。
夏に熱中症対策をするように、冬は低体温症の対策を行いましょう!
低体温症とは
低体温症とは、深部体温(身体の中心の温度)が35℃以下に下がった状態を指します。
体温の低下とともに症状は進行し、32~35℃は軽度、28~32℃は中等度、28℃以下は重度に分類されます。
はじめは体の震えや動作が遅くなる症状がみられ、さらに悪化すると意識の低下や心拍・呼吸の低下、最終的には意識消失や筋肉硬直が起こります。
低体温症が起こるケースは?
身体が冷える環境下に長時間いることは低体温症のリスクを高めます。
気温が低い日に薄着で長時間外にいることや、雨の日に傘を忘れて全身が濡れた状態のままでいるようなことは避けます。
気が付かずに低体温症を起こしてしまうケースとしては、屋外での激しい運動後です。
長時間のランニングや、サッカーなどの激しい運動を行うと、大量の汗をかくことがあります。
運動をしている最中は深部体温が高い状態のため、体は汗をかくことで体温を下げようとします。
運動後、時間が経過して深部体温は下る一方で、汗をかいたままの状態を放置すると気化熱によって身体から熱が奪われ続けてしまいます。
特に風が強い日は急激に身体を冷やしてしまうため危険です。
そのため、運動後は汗を拭きとり、乾燥した替えの服に着替えて体を冷やさないようにすることが大切です。
他にも、非常に寒い環境下で動けなくなることは低体温症のリスクを高めます。
例えば、冬の寒い夜に居酒屋でお酒を飲みすぎ、酩酊した状態のまま屋外で眠ってしまうことは大変危険な行為です。
低体温症の対策は?
運動習慣をつける
基礎体温を上げることで、低体温症になるリスクを下げられます。
基礎体温を上げるためには、基礎代謝を上げることが有効です。
運動習慣をつけ、筋肉量を増やすことで基礎代謝が上がります。
身体を冷やさない
屋外に出るときは厚手の服を着込むなどの防寒対策をして出かけます。
肌の露出を減らすことも有効なため、手袋やマフラー、帽子なども活用します。
屋外で運動する際は、タオルや替えの服を用意し、汗をかいた状態のままでいることを避けましょう。
身体を温める
温かい食べ物や飲み物は、身体を中から温めることができます。
根菜や発酵食品など、体を温める食材も活用しましょう。
入浴はシャワーで済まさずに、しっかり湯船につかることも有効です。
最後に
低体温症が起こるのは、屋外に限らず、屋内でも起こります。
寒い部屋の中で暖房をつけずにいると、屋内であっても低体温症を発症する可能性があります。
特に高齢者の場合、筋肉量が少なく、気温の変化を感じにくい傾向があるため、特に注意が必要です。
夏の熱中症に比べ、冬の低体温症は見過ごされがちです。
身体を冷やさないようにし、低体温症から身体を守りましょう!


