疲れは身体からのアラート!疲労は対処をしよう

忙しい日々を過ごしていると「疲れ」は非常に身近な存在です。
慢性的に疲れている、休んでも疲れが抜けない、なにもしていないのに疲れている、などに当てはまることはないでしょうか?
疲れはそのままにせず、疲労の要因や対策を理解して、適切に対処することが大切です。

疲労とは?

日本疲労学会では疲労を下記の通り定義しています。
”疲労とは過度の肉体的および精神的活動、または疾病によって生じた独特の不快感と休養の願望を伴う身体の活動能力の減退状態”

疲労とは、心身に過度な負荷がかかり、日常生活のパフォーマンスが落ちている状態といえます。
疲れはともすると軽視されがちですが、身体が上げているアラートのためしっかり向き合って対応することが大切です。

日本疲労学会:抗疲労臨床評価ガイドライン

疲労の要因は?


身体的な負荷には、長時間労働や残業などの過重労働、激しい運動などで身体を酷使することなどがあります。
精神的な負荷には、仕事や人間関係などにおけるストレスがあります。
他にも、睡眠不足・栄養不足・自律神経の乱れ・悪玉活性酸素の増加なども疲労の要因と考えられます。

疲労の対策は?

休息

日々慌ただしく過ごしている場合は、適度な休息を確保することを意識します。
お風呂はシャワーで済ませずに、40℃程度の湯船にゆっくり浸かりましょう。
睡眠は夜更かしや寝不足を避け、質の高い睡眠をとります。

食事


1日3食、栄養バランスのとれた食事を心がけます
ビタミンB1やB2、B6などのビタミンB群は疲労回復に有効です。
他にも、ビタミンCやイミダゾールジペプチドは抗酸化作用があり、活性酸素による酸化ストレスを軽減できます。

<各栄養素が摂れる食品の例>
ビタミンB1:豚肉・うなぎ・玄米・納豆など
ビタミンB2:レバー・うなぎ・卵・納豆・乳製品など
ビタミンB6:鶏肉・レバー・かつお・マグロ・玄米など
ビタミンC:赤ピーマン・芽キャベツ・アセロラ・レモンなど
イミダゾールジペプチド:鶏むね肉・豚肉・かつお・マグロなど

運動


散歩やウォーキングなどの軽い運動は、疲労を軽減する効果が期待できます
軽い運動で血行を良くし、疲労物質の排出を促すことをアクティブレスト(積極的休養)と呼びます。
また、適度な運動で筋力を維持することも疲れにくい身体作りに有効です。

最後に

日々の生活の中で疲れを感じる機会は多いと思います。
慢性的に疲れた状態を放置してしまうと、生活習慣病や自律神経失調症などさまざまな不調につながる可能性があります。
疲れは身体からのアラートであることを理解して、適切な対処を心がけましょう。

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