ダイエットのポイント①「摂取カロリー」と「消費カロリー」を意識しよう
テレワークや外出の自粛などで運動不足になりがちな状況ですが、
正月太りやコロナ太りからダイエットを意識する方も多いと思います。
ダイエットは闇雲に取り組むよりも、ポイントを抑えて取り組む方が、
効率も良く、健康的に行えます。
ダイエットを考える際に念頭に置いておくべきポイントの1つが、
「摂取カロリー」と「消費カロリー」です。
体重の増減はシンプルにすると、
摂取カロリーから消費カロリーを引いた結果がプラスなら体重は増え、マイナスなら体重は減ります。
そのため、体重を減らしたい場合は、
「摂取カロリー < 消費カロリー」とすれば良いのです。
摂取カロリーは、日常の食べ物や飲み物などの口にするもので得られるエネルギー量です。
消費カロリーは、基礎代謝や日常生活・運動などで使われるエネルギー量です。
ダイエットのよくある間違いでやってはいけないことは、食事を減らすことで摂取カロリーを減らそうとする方法です。
理論的には、摂取カロリーを減らして消費カロリーよりも減らせば、体重は減ります。
しかし、必要十分な量の食事を取らないと、脳にエネルギーが足りずに集中力が低下したり、
血糖値が上がらず具合が悪くなったり、その他にも実に様々な不調が起きます。
また、身体が飢餓状態になると脂肪を蓄えやすくなり、リバウンドや筋力の低下などにより
体重は減りづらくなり、結果として増えてしまうこともあります。
ダイエットを行う上で大切なのは、健康的に体重を減らすことです。
そのためには、栄養バランスの良い、適切な量の食事をしっかり摂ることが非常に重要です。
もちろん、過食もいけません。
まずは自分が1日に必要な摂取カロリーを把握しましょう。
<目安例>
成人男性で座り仕事など動くことが少ない人で2,200kcal±200Kcal
立ち仕事や身体を動かすことが多い人で2400Kcal~3,000Kcal
成人女性で座り仕事など動くことが少ない人で1,400Kcal~2,000Kcal
立ち仕事や身体を動かすことが多い人で2,200kcal±200Kcal
参考:農林水産省 実践食育ナビ > 一日に必要なエネルギー量と摂取の目安
摂取カロリーは増やしたり減らしたりするものではなく、毎日必要な量を摂る必要があります。
そのため、健康的にダイエットを行う場合は、消費カロリーを増やすことを意識します。
必要十分なカロリーを摂りつつ、それを上回るカロリーを消費することで、
健康的に痩せることが目指せます。
消費カロリーを増やすために重要なのは、
有酸素運動や筋力トレーニングなど、身体を動かすことです。
次の記事では、消費カロリーを増やすためのポイントをご紹介します。