ダイエットや運動が長続きしない人は「社会的促進」効果を利用しよう
「外出自粛やテレワーク続きで体重が増えてきたのでダイエットしよう!」
と、意気込んでみたものの、気が付けば三日坊主で辞めてしまった・・・。
動機や取り組む内容は違えど、なにかをやろうと思ったけど三日坊主になってしまったという経験はないでしょうか?
「ダイエットや運動を始めてみたけど長続きしない」
「仕事や勉強など家でやっていても集中力が続かない」
そんな時は『社会的促進』効果を利用しましょう。
仕事や勉強を例に、こんな経験はないでしょうか?
「家では作業が捗らないのでカフェや図書館に行ったら集中して作業ができた」
実はこれが『社会的促進』です。
ポイントは周りに人がいるという状況です。
もちろん、周りの人が仕事や勉強を手伝ってくれる訳でも、
作業を監督してくる訳でもありません。
しかし、周りに人がいることで「しっかりやらなければ」
という意識が働き、作業が捗るのです。
更に、周りが自分と同じような状況であれば効果はアップします。
図書館で周りの人も黙々と勉強に励んでいると、
自分自身も勉強に集中しやすくなります。
これを『共行動効果』と言います。
ダイエットや運動も一緒です。
ついつい一人では甘えが出てしまって長続きしない、という場合には、
フィットネスクラブなど自分と似た目的で通っている人がいる場所で
取り組むことで続けやすくなります。
今は人と人との距離をあけて生活することが求められています。
仲の良い友達と一緒に楽しく取り組む、というのは難しいかも知れません。
見ず知らずの人でも周りにいる、ということが刺激になります。
積極的な交流は無くとも、ソーシャルディスタンスをとりながらでも、
周りの人と刺激しあうことで長続きしないことも継続を目指しましょう!