冬は足がつりやすい?
運動直後や夜寝ている時など、急に足がつって痛い思いをした経験はありませんか?
一度足がつると痛みがしばらく続いて辛いものです。
特に冬は足がつりやすい季節でもあります。
足がつる要因を知って、足がつらないように対策をしましょう!
・足がつるとは?
足のつりは筋肉のけいれんの一種です。
筋肉が異常な緊張を起こして収縮した状態から弛緩せず、痛みを伴います。
・足がつる要因と対策は?
足の筋肉の血行が悪くなることで足がつりやすくなります。
血行を悪くする要因には次のようなものがあります。
1.筋肉量の低下
筋肉量が低下することで、血行が悪くなります。
筋肉量の低下は加齢や運動不足、栄養不足などにより起こります。
栄養バランスの摂れた食事を心がけ、普段から適度な運動を行い、筋力の低下を防ぎます。
筋肉の疲労も血行を悪くし、足がつる要因となります。
特に普段運動していない方や高齢の方は、運動の前後には準備運動やストレッチをしっかり行うようにしましょう。
2.脱水
長時間の運動や就寝中など、大量の汗をかくことで身体は脱水状態になります。
脱水状態になり体内のミネラルバランスが崩れることで筋肉の血行が悪くなります。
運動中はこまめに水分補給を行い、就寝前にはコップ一杯程度の水分を摂るようにします。
摂取する水分はスポーツドリンクなどミネラルを含むものがオススメです。
アルコールやカフェインの含まれているものは利尿作用があり、逆に脱水が進むため避けましょう。
3.身体の冷え
冬場など、身体が冷えることで筋肉が緊張します。
筋肉が緊張することで血行が悪くなります。
入浴時にはシャワーだけで済まさず、しっかり湯船につかるようにして身体を温めることが効果的です。
就寝時も身体を冷やさない工夫が必要ですが、足や足首を締め付けるような靴下やタイツ・重い掛け布団は筋肉を緊張させてしまうため注意が必要です。
筋肉は熱を発するため、上記の筋肉量の低下は身体の冷えにも影響をします。
足のつりは一過性のものが大半で、しばらくすると自然と痛みは引いてきます。
しかし、いくら一過性とは言え、痛いのは誰でも嫌なものです。
普段から適度な運動を心がけ、筋肉が衰えないようにします。
その上で、脱水や身体の冷えを起こさないように対処して、足がつらないように気を付けましょう!