ふくらはぎを鍛えて血行改善!

デスクワークや在宅勤務で一日中座りっぱなし。
立ち仕事や外回りで一日中立ちっぱなし。
気が付けば夕方には足が疲れてむくんでしまっている。
そんなことはありませんか?

むくみやすい方は足の血行が悪くなっているサインかも。
そんな時は、ふくらはぎを鍛えて血行を改善させましょう!

◆血行不良とは?
私たちの身体は心臓で作られた血液が血管を通って全身を巡っています。
血液が全身を巡ることで、栄養を届けたり、老廃物を排出することができます。
そんな血液の循環が悪くなっている状態が血行不良です。

血行不良は、健康にも影響が出てしまいます。
むくみや冷え性・肩こりや腰痛といった日常的なトラブルや、重度になると生命に影響を及ぼす疾病に繋がることもあります。

◆足は血行不良になりやすい
心臓で作られた血液は血管を通って全身を巡り、また心臓に戻ってきます。
心臓がポンプの役割をして血液を押し出しているため、心臓から遠い場所ほど血流が悪くなりがちです。(指先や足先など)
特に足は心臓よりも下に位置するため、足まで流れてきた血液を心臓に戻す際には重力とは反対の向きに押し流さなくてはいけません
そのため足は血行不良になりやすく、疲れやむくみ、季節によって冷えを感じやすい箇所となります。

◆ふくらはぎを鍛える効果
足まで流れてきた血液を心臓に送り返すのをサポートするのがふくらはぎの筋肉です。
ふくらはぎの筋肉が収縮することでポンプの役割を果たし、心臓に血液を押し返してくれます。
この役割から、ふくらはぎは『第二の心臓』とも呼ばれています。
血流が改善することで栄養が行き渡り、老廃物を除去できるため、むくみなどのトラブル解消効果が期待できます

◆ふくらはぎの鍛え方
手軽にできるのが「かかと上げ運動」です。
やり方は簡単。

1.まっすぐ立った状態で、ふくらはぎに力を入れながらかかとを上げる
2.かかとを上げた状態で5秒ほど静止
3.ゆっくりかかとを地面に下ろす
1~3を10回ほど繰り返します。

ふくらはぎの筋力がついていないうちはバランスを崩しやすいため、手すりなどにつかまりながら行いましょう。
筋力がついてきたと感じたら、以下のかかとを地面につけないパターンを行いましょう。

1.まっすぐ立った状態で、ふくらはぎに力を入れながらかかとを上げる
2.かかとを上げた状態で5秒ほど静止
3.ゆっくりかかと下ろすが地面につく手前で静止し、再度かかとを上げる
2~3を10回ほど繰り返します。

かかと上げ運動は日常生活の中に組み込みやすい運動です。
・電車の中
・エレベーターの中
・料理を作っている時
・歯を磨いている時
など、立っている状態であれば取り組めるため、気が付いた時にこまめに行うようにしましょう。

ふくらはぎを鍛えることで血流良くなり、血行改善が見込めます。
足の疲れやむくみなどを感じている方はふくらはぎを意識してみましょう!

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