運動で脳を活性化しよう!

「運動=健康」というイメージはお持ちの方は多いのではないでしょうか。
継続的に身体を動かすことは、身体機能の維持や生活習慣病の予防などが見込めます。
運動によって得られる効果は、肉体的なものと思われがちですが、『脳』に関しても良い効果が期待できます。

運動は心身の健康に効果的

WHOの身体活動のガイドラインでは、冒頭にある「重要なメッセージ」の1番目が次の内容です。

定期的な身体活動は、世界の死亡者数の4分の3近くを占める心臓病、2型糖尿病、がんといった疾病の予防・管理に貢献する。
また、身体活動は、うつや不安の症状を軽減し、思考力、学習力、総合的な幸福感を高める

WHO「身体活動・座位行動ガイドライン(日本語版)」より引用

身体を動かすことは、精神疾患の軽減や、脳の活性化にも効果があります。
運動後に、新しいアイディアを思いついたり、気分がスッキリしたりした経験をされた方も多いと思われます。

運動で脳を活性化

中強度~高強度の有酸素運動を行うことで、脳の様々な領域(海馬や前頭前野など)が活性化します
これはBDNFと呼ばれる神経細胞の成長や再生を促すたんぱく質が増えるためです。
脳が活性化することで、記憶力の向上や、考える力の向上、集中力の向上などが見込めます。
認知機能の低下予防にも効果が見込めるため、認知症のリスクを減らすことも期待できます。

脳を活性化させる運動の目安

BDNFを増やして脳を活性化させるための運動のポイントは以下の2点です。
中強度~高強度の有酸素運動
継続した運動習慣

中強度の運動の目安は「息が弾み汗をかく程度の運動」です。
歩行で例えると、ランニングやジョギングが当てはまります。
家から5分のコンビニまで散歩ついでに歩く程度では、中強度に達しません

強度の考え方は、年齢や基礎疾患の有無によっても変わります。
身体を動かすことに不安のある方は、最初から中強度を目指さずに、まずは軽めの運動からはじめることも大切です。
体操教室や運動施設など、身体を動かせる施設を活用することも有効です。

最後に

運動をすることは、身体的な健康だけではなく、脳の活性化にもつながります。
・成人であれば、仕事の効率アップや、ストレスの減少など
・高齢者であれば、記憶力の向上や、認知症の予防など

が嬉しい効果ではないでしょうか。
しっかりと身体を動かす習慣を作って、脳も活性化させましょう!