1日にタンパク質はどれくらい摂ればいい?

私たちの身体は、日々古い細胞を新しい細胞に作り替えて新陳代謝を行っています。
タンパク質は身体を作るために必要不可欠な栄養素です。
筋トレやダイエットを行っている人だけではなく、誰もが摂取量への意識が必要です。

1日のタンパク質「推奨量」

成人男性は約65g、成人女性は約50gが推奨量です。
推奨量とは、対象となる集団のほとんどの人が充足する量です。
この量のタンパク質は毎日摂取することが望ましいです。

1日のタンパク質「目標量」

生活習慣病の予防を目的として摂取する際の目標量です。
摂取量は少なすぎても多すぎても生活習慣病の発症リスクを高めるため、摂取量の範囲を示しています。
推奨量以上の摂取を行い、下記表の上限は超えないようにしましょう。

1食あたりのタンパク質量

1日3食の食事では、1日の摂取量を3で割った数値を各食事で摂ります。
1日の摂取量を約60gとした場合、1回の食事では約20gが目安です。
食事の回数を減らしたり、1回の食事で大量にタンパク質を摂ったりしないよう、毎食バランスよく摂ることが大切です。
食事でタンパク質が取れない時は、牛乳を飲んだり、間食で小魚やヨーグルトなどを食べて補う方法も有効です。

タンパク質の効果

タンパク質は、筋肉や臓器、皮膚・骨・毛髪などの主成分です。
ホルモン・酵素・抗体などの材料にもなります。
不足すると肌や髪のトラブルが起きやすくなる可能性があります。
過剰に摂取すると内臓への負担が増え、内臓疲労に繋がります。

最後に

タンパク質は身体を作るために必要不可欠な栄養素です。
不足だけではなく、過剰に摂取しても身体にはよくありません。
1日の摂取量を意識し、1日3食バランスよく摂るようにしましょう!