疲れを感じた時こそ身体を動かそう!
お正月にゆっくりして日々の疲れを癒したはずが、疲れが抜け切らないことはないでしょうか?
身体を動かさずにゆっくりし過ぎるとかえって疲れが抜けにくいことも。
そのような時にオススメの「アクティブレスト」について紹介します。
アクティブレストとは?
デスクワークをはじめとした身体の動きが少ない作業や仕事は、筋肉や関節に疲労がたまります。
その状態で休息や睡眠などを行っても疲労物質が抜けず、休んでも疲れが取りづらいことがあります。
そのため、軽い運動やストレッチを行うことで血流を改善し、疲労物質の排出を促します。
これが「積極的休養」と呼ばれるアクティブレストです。
アクティブレストの効果は?
疲労の回復
体を動かすことで血流が改善され、疲労物質の排出が促されます。
人間の体内は血液が酸素と栄養を届け、老廃物を回収するサイクルを繰り返します。
疲労や運動不足で血流が悪化するとこの機能が正常に働かなくなるため、アクティブレストで血流を改善することで疲労回復につながります。
代謝の向上
軽めの運動であっても、カロリーの消費や筋肉への刺激が可能です。
アクティブレストを習慣化することで、疲労の回復をしながら代謝の向上も見込めます。
精神の安定
軽い運動は「セロトニン」と呼ばれる幸せホルモンの分泌増加も見込めます。
セロトニンが不足すると自律神経の乱れや、イライラ・不眠などにつながります。
アクティブレストで不安やイライラが和らぎ、気分をリフレッシュさせる効果が期待できます。
アクティブレストのやり方は?
有酸素運動
息が上がらない程度の軽いウォーキング。
1回10~20分程度を目安に。
公園など緑が多い場所だとリラックス効果も。
ストレッチ
デスクワークなどで長時間同じ姿勢を続けていた時や、肩こり・腰痛など筋肉がかたくなっていると感じる時に。
首、肩、背中、脚などを中心に身体をほぐす。
水泳・入浴
水に全身を浸けることで水圧による血流の改善や、浮力による筋肉の緊張緩和などの効果。
無理に泳ぐ必要はなく、プールの中を歩いたり、身体を浸けているだけでもよい。
お風呂はシャワーで済まさずに入浴をする。
最後に
普段身体を動かしていないと、身体を休めるだけでは疲れが取れないこともあります。
そんな時は身体を動かすことで疲労物質を排出するアクティブレストがおススメです。
軽めの運動やストレッチで身体を動かしながら疲労を回復させましょう!