チートデイとは?正しく理解して上手に活用しよう!
チートデイという言葉を聞いたことはあるでしょうか?
筋トレやダイエットをきっかけに知ったという方も多いかもしれません。
チートデイというと、「好きなものを好きなだけ食べてもよい日」というイメージが強いかと思いますが、その意味は正確に理解する必要があります。
今回はチートデイについて、その目的や取り組み方について紹介します。
チートデイとは?
ダイエット中は食事の量を見直したり、糖質を減らしたりするなど、食事に一定の制約が生まれます。
そのようなダイエット中において、「好きなものを自由に食べる日」をチートデイと呼びます。
チートには騙すという意味があります。
ダイエットを行っていると訪れる停滞期を、脳や身体をだますことで抜け出すきっかけにします。
チートデイの効果は?
基礎代謝の維持
ダイエット中は摂取カロリーが減ることで身体は省エネモードに入り、基礎代謝が落ちることがあります。
チートデイで一時的にエネルギーを補給することで身体に刺激を与え、代謝を促します。
ダイエット中は筋肉量が低下することで基礎代謝が落ちることもあるため、筋肉量を維持する目的もあります。
栄養の補給
ダイエット中は食事を制限することで、カロリーだけではなく必要な栄養の摂取量も減ってしまうことがあります。
チートデイでは食べられる食事の種類が増えるため、ダイエット中に不足しがちな栄養素を摂ることも意識します。
ビタミン、ミネラル、食物繊維などは体調管理やダイエット効果を上げるために大切な栄養素です。
ストレスの解消
ダイエット中は好きなものを満足に食べられないこともあり、それは大きなストレスとなります。
強いストレスは、モチベーションの低下や暴飲暴食につながることもあります。
計画的にチートデイを設けることでストレスの発散につながり、次のチートデイを目標に頑張ることができます。
チートデイのやり方は?
タイミングや頻度
およそダイエットをはじめて1か月以上経過した後に訪れる停滞期や食事への強いストレスを感じたタイミングです。
体脂肪率が高く肥満に該当する場合は月に1回、標準体重に近い場合は週に1回程度が頻度の目安です。
ダイエットのはじめて早々にチートデイを入れてしまうと体重の増加につながるため、タイミングと頻度には気を付けましょう。
食べる内容や量
基本的には好きなものを食べてよいものの、脂っぽいものや甘いものばかり食べることは避けます。
普段不足している栄養を意識してメニューを考えることも大切です。
摂取する量は「体重×45kcal」が目安のため、普段より多めに食べることを意識しましょう。
チートデイの注意点は?
計画的に行う
チートデイは長期にわたるダイエットを成功に導くためのエッセンスです。
そのため、タイミングや頻度は計画的に行うことが大切です。
「今日は食べ過ぎたからチートデイ」「今日は疲れたからチートデイ」のように気分で設定してしまうと無計画となり、逆効果になりかねません。
過度な運動は避ける
チートデイ当日は身体にエネルギーを蓄えるため、ゆっくり休むようにしましょう。
また、食事の量が増えることで、胃腸への負担が増えます。
激しい運動は消化の妨げとなるため、身体を動したい場合はストレッチなど軽めの内容にします。
万人に当てはまるものではない
チートデイという言葉が一般化したことで、「なにを食べても許される日」として誤って使われることも増えています。
あくまでチートデイは食事制限を続けている方がダイエットを成功に導くための食事であり、食事制限を続けていない方の場合はチートデイには当てはまりません。
チートデイと暴飲暴食を混合しないように気を付けましょう。
最後に
ダイエットによる食事制限は、続けていく過程で精神的にも肉体的にも躓いてしまうことがあります。
そのような時の助けになるのがチートデイです。
チートデイを上手に活用して、ダイエットを成功に導きましょう!


