筋弛緩法で緊張をほぐして心も身体もリラックス

私たちの身体は、焦りや不安・ストレスなどを感じると緊張して固くなります。

例えば、
・イライラして常に眉間にしわを寄せた状態になっている
・パソコン作業で肩に力が入った状態が続いている
など、ありませんか?

そんな時は筋弛緩法で身体をほぐして、心も身体もリラックスさせましょう。

筋弛緩法のやり方は簡単!
体の各部位の筋肉に10秒ほど力を入れた後、その力を抜きます。
力を入れて、力を抜く、これを複数回繰り返すだけ

力を抜いた時に、力を入れていた部分がじんわりと緩んで温かくなるような感覚が得られるようになります。
うまく感じられない場合は、何度か繰り返し行ってみましょう。

<各部位のやり方>
 額:眉間にしわを寄せるように力を入れた後、力を抜く
 目:瞼を強く閉じた後、力を抜く
 肩:首をすぼめるように両肩を強く上げた後、力を抜く
 手:両腕を前に伸ばし、手を握りこぶしにして力を入れた後、力を抜く
 腹:下腹部から空気を吐き出すように力を入れた後、力を抜く
 足:足を延ばし、つま先を上にしてふくらはぎに力を入れた後、力を抜く

私たちは普段から筋肉に力を入れて生活していますが、どこにどのくらい力を入れているのかは意識していません。
そのため、力を抜いてリラックスしなさい、と言われても、それを実行するのは非常に難しいです。
筋弛緩法では、一旦力を入れた緊張状態を作り、そこから力を抜くことで、力を抜いた状態を意識しやすくしています。
筋肉が緊張している状態は交感神経が優位になりますが、筋肉の緊張が緩んだ状態では副交感神経が優位になるため、気持ちを落ち着ける効果もあります。

忙しかったり、イライラしていたりすると、ついつい身体のどこかに力が入りがちです。
ふとした時に筋弛緩法を実践すれば、強張っている部位の緊張をほぐすことができます。
大事なプレゼンの前や、大切な人へのプロポーズの前など、瞬間的にガチガチに緊張してしまっている時にも使えます。

生活に筋弛緩法を取り入れて緊張をときほぐし、心も身体もリラックスしましょう!

<こちらの記事も併せてご覧ください>
自律神経の乱れとは?整えるためのポイント
ストレスとは?その影響や対処方法
意識的にリラックスタイムを作って健康に!