筋肉がつきやすい人とつきにくい人の違いは?
筋力トレーニングをしていてもなかなか筋肉がつかない、とお悩みの方もいると思います。
その一方で、少しトレーニングをはじめただけで筋肉がついてくる方もいます。
その違いにはなにがあるのでしょうか?
筋肉がつきやすい人とつきにくい人の違いや、筋肉をつけるためのポイントをご紹介します。
筋肉がつきやすい人とは?
遺伝の影響
生まれつき「太りやすい人」「太りにくい人」がいますが、これは遺伝の影響があり、その影響は筋肉でも同じことが言えます。
太りやすい人は栄養の吸収が優れているため、太りやすい反面、筋肉はつきやすいです。
その一方、太りにくい人は栄養の吸収が悪いため、太りにくい反面、筋肉もつきにくいです。
ホルモンの影響
男性と女性で身体つきが違うのは性ホルモンが影響しています。
男性ホルモンと呼ばれる「テストステロン」には筋肉の合成を促進する作用があります。
男性は女性よりもテストステロンの分泌量が多いため、筋肉がつきやすい傾向にあります。
反面、女性は男性よりもテストステロンの分泌量が少ないため、筋肉はつきにくい傾向です。
筋肉をつけるためには?
負荷を意識した筋力トレーニング
適度な負荷をかけることで、筋肉は太く・強くなります。
身の丈にあっていない高負荷は身体を壊してしまいますが、低負荷では筋肉はつきにくいです。
トレーニングメニュー実施後に疲労感を感じられる程度に筋肉を追い込みましょう。
食事の量と内容を意識する
しっかりトレーニングをしても、タンパク質が不足していると十分に筋肉の合成が行われず効果が現れにくくなります。
筋肉をつけたい場合は、タンパク質を1日に「自身の体重×1.6グラム」を目安に摂取します。
また、食事は量を食べることも大切です。
筋肉をつけるためにはタンパク質以外にもさまざまな栄養素が必要なため、ダイエットをしている人の場合は筋肉がつきにくいです。
特にダイエット中に避けがちな炭水化物も筋肉をつけるためには積極的に摂る必要があります。
しっかりと休養を取る
しっかりトレーニングをして筋肉に負荷をかけられたら、筋肉を休ませましょう。
毎日無理にトレーニングすることは逆効果です。
トレーニング後は2~3日休息をとるか、毎日トレーニングしたい場合は別の部位を鍛えるようにします。
また、睡眠中は成長ホルモンが分泌されるため、毎日7時間程度の睡眠時間を確保することも大切です。
最後に
筋肉は遺伝や性別でつきやすい・つきにくいはあるものの、決してつかないものではありません。
筋肉がつきにくい人も時間はかかりますが、運動・食事・睡眠を意識することで効率的に筋肉をつけられます。
生まれつきだと諦めずに、日々筋肉量を増やせるよう行動しましょう!
