ストレスとは？その影響や対処方法

現代はストレス社会と言われるように、ストレスは非常に身近なものです。
しかし、ストレスとはなにか？と聞かれると答えるのが難しいのではないでしょうか。
そんなストレスの影響や対処方法についてご紹介します。

「ストレス」とは、心理的・身体的な負担です。
騒音、寒暖、異臭、睡眠不足、病気、人間関係、多忙、環境の変化など、
様々な刺激や要因によって引き起こされます。

私たちはストレスを感じると、身体や心に変化があらわれます。

頭痛、胃痛、腹痛、下痢、不眠などの身体的なもの
イライラ、不安、集中力低下、気力低下など心理的なもの
仕事や家事などのミスが増える、遅刻、暴飲暴食など行動面にも影響が出てきます

ストレス反応が強い状態が続くと、仕事にいきたくない、人に会いたくない、などの
社会活動にも影響が出てくる可能性があります
その他にも、うつ病や十二指腸潰瘍、心筋梗塞などの病を引き起こす可能性もあります。

そのため、ストレスを感じたらそのままにせず、対処する必要があります。

対処方法はいくつかの種類があります。
現在抱えているストレスに応じて使い分けることがポイントです。

・ストレスの原因を直接対処（処理）する
（例）隣人の騒音がひどいので引っ越しをする
　　　社内のハラスメントに耐えられないので転職する
　　　ケンカしてしまった相手に謝罪して仲直りする

・物事の捉え方（認知）を変える
（例）ネガティブに考えないでポジティブに考えるようにする
　　　思い込みをやめて、物事の実態に目を向けるようにする
　　　完璧主義をやめて、多少のミスに寛容になる

・気分を改善させることを行う
（例）有酸素運動を行って気分をスッキリさせる
　　　アロマやヒーリングミュージックで気分を落ち着ける
　　　腹式呼吸や瞑想で気分を落ち着ける

ストレスの原因を直接対処できればストレスから解放されますが、
必ずしも対処できるものばかりではありません。
そのようなストレスには、認知を変えたり、気分を変える行動をすることで
ストレスの対処や軽減を行うことができます。

ストレスは放っておくと病気の原因にもなります。
ストレスを正しく理解して、毎日を快適に過ごしましょう。

2021年6月4日

2021年6月14日