有酸素運動と無酸素運動の違いは?それぞれの効果は?
運動には「有酸素運動」と「無酸素運動」と呼ばれる2種類があります。
同じ「運動」という名前が付くものですが、それぞれ特徴や得られる効果が異なります。
それぞれの特徴や目的に応じた運動についてご紹介いたします。
◆有酸素運動
・どのような運動?
有酸素運動は長時間無理なく続けられる運動です。
運動をする時のエネルギー源として、酸素を使って脂肪や糖質を燃焼させます。
酸素を使ってエネルギー消費をするため、有酸素運動となります。
・具体的な運動は?
ウォーキングやジョギング、サイクリングなどが当てはまります。
・どのような効果?
運動による効果として、心肺機能の強化や生活習慣病の予防などが見込めます。
脂肪の燃焼効果が見込めるため、ダイエット効果も期待できます。
・どのような人に向いている?
健康な身体作りをしたい人に向いています。
テレワークや自粛生活などで運動不足を感じている方におススメです。
ダイエットをしたい人にもおススメですが、その場合はいくつかポイントがあります。
★運動開始直後はエネルギー源として消費されるのは糖質が多く、時間の経過と共に脂肪の消費割合が増えてます。
有酸素運動を行う場合はある程度まとまった時間(20分以上目安)行うようにしましょう。
★有酸素運動ばかりを行っていると基礎代謝が低下し、逆に瘦せにくい身体になってしまいます。
適度にお休みする日を入れたり、筋肉トレーニングで筋肉量を増やすなどを行うとより効果的です。
◆無酸素運動
・どのような運動?
無酸素運動は短時間に全力またはそれに近い力を使う運動です。
運動するときのエネルギー源として、筋肉に蓄えられている糖を使用します。
無酸素運動という名前ですが、息を止めて呼吸をしない、という意味ではありません。
エネルギー源を確保する時に酸素を使っているか否かが、有酸素運動と無酸素運動の違いとなります。
・具体的な運動は?
筋肉トレーニングや短距離走などが当てはまります。
・どのような効果?
筋肉に大きな負荷をかけることになるため、筋力の強化が見込めます。
・どのような人に向いている?
筋力の強化や筋肉を大きくしたい人に向いています。
筋肉量が増えることで基礎代謝が上がるため、ダイエットをしたい人にもおススメです。
身体に大きな負荷をかける運動になるため、運動不足の方や、筋力に不安のある方は無理をせず、適度に負荷を減らして取り組むようにしましょう。
運動を行う目的は人それぞれです。
2種類の運動の違いを理解して、自分に合った運動を行いましょう!
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