コロナ禍で心身の健康への不安を感じていませんか?

明治安田生命保険相互会社が実施した、「コロナ禍における健康に関するアンケート調査」の結果が発表されました。

<参考>明治安田生命「健康」に関するアンケート調査

調査結果を見ると、長引くコロナ禍で心身に関する不安を感じている方が多く、その回答内容に共感をされる方も多いのではないでしょうか。
アンケート結果から身体面・精神面における部分をピックアップしてご紹介いたします。

<身体面
①健康への不安
健康に関して不安があると回答した人は59.1%。
特に40代以上は64.4%と上昇。

健康に関する不安の原因として多くの人が回答しているのは、「運動不足」・「体力が衰えてきた」。
コロナ禍でのテレワークや外出自粛などの影響から動く機会が減ったことが健康への不安に繋がっていると考えられる。

②体重増加
コロナ禍でコロナ太りをしてしまったと回答した人は25%。
男性(22.9%)よりも女性(27.1%)の方がその割合は高く、中でも30~50代の女性は約3人に1人(30.7%)がコロナ太りを感じている。

体重増加の主な原因として多くの人が回答しているのは、「運動不足」や「食べ過ぎ」。
動く機会が減ったことや、家にいる時間が増えたことで間食などが増えてしまったことも考えられる。
また、体重増加を感じている人の多く(77.7%)が「コロナ禍でストレスを感じている」と回答しており、ストレスから過食などに繋がっている可能性もある。

<精神面>
①心の健康への不安
コロナ禍で「心が不健康になった」と回答した人は23.6%。
中でも学生は41.3%が心が不健康になったと感じており、職業別に見ると突出している。

健康に関する不安の原因として多くの人が回答しているのは、「ストレスが溜まっている」・「精神的に疲れている」。
長引く自粛生活や、テレワークやオンライン授業など、人との接点が減ったことも精神的に疲弊していることの要因と考えられる。

②ストレス増加
コロナ禍で「ストレスを感じている」と回答した人は65.3%。
実に3人に2人はストレスを感じて生活をしている。

性別で見ると男性が59.2%、女性が71.3%。
男性よりも女性の方が、ストレスを感じている人の割合が多い。
お子さんのいる女性(お母さん)になるとその割合は更に増え73.8%となる。

主なストレスの原因は、様々な制限(外出・外食・人との接触・運動など)や、新型コロナウィルス感染への不安。
自粛や感染の不安から外に出られず、特に主婦など家にいる時間が長くなるほどストレスを感じやすくなっていると考えられる。


コロナ禍における長引く自粛や先の見えない不安などもあり、多くの人が身体的にも精神的にも不安を感じています。
運動不足やストレスケアなど、コロナ禍でもできることに取り組み、心身の健康を維持することに努めましょう

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